この辺はダイジェストで。
気温や日照時間の上昇から残された時間は少ないと判断し、一人でも通うことにした。
ここらの岩はおそらくチャートだろうか。
ジェンガのように積み重なった岩は今まで誰も触っていないだけあって崩せばキリが無い。
ハーケンやカムは当たり前のように外れ、
ハンガーを打った岩ごと吹っ飛ぶ。
行ったはいいが何も進まないまま日が暮れて撤退する日もあり、帰りの車中では「何やってんだ俺は」と頭を抱える日々が続いた。
そうこうしてるうちにエリアの氷瀑は崩壊を始める。
それでも付き合ってくれる愉快な仲間たちに感謝しつつ、徐々に高度を上げていく。
途中でドリルが壊れたり、ドローンがもう一機壊れたりもしたが、
どうにか終了点まで漕ぎつけた。
開拓を開始して7日目にはリードでのトライを開始。
最後のクソみたいな氷柱に打ち込んだアックスが抜けて残念ながらフォール。
あと何日トライ出来るだろうか。
ここまで準備しておいて、来シーズンに持ち越しってのは勘弁だな。